2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際目標「SDGs」によって持続可能な社会構築のための目標、ターゲットが具体的に明示されました。それにより当社の方針と社会の方向性が一致していることを再認識いたしました。
当社は資源リサイクルを行う企業としてSDGs採択以前より「地球環境の保全と循環型社会の構築への貢献」を掲げ企業活動を行ってまいりました。今後も創業以来のメイン事業である金属リサイクルを通じ、持続可能な社会作りに貢献できるよう取り組んでまいります。
フロン類は、オゾン層の破壊や地球温暖化の原因となることから、大気中への放出を抑制することが必要です。
このため、平成13 年に「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律(フロン回収・破壊法)」が制定され、業務用冷凍空調機器の整備時・廃棄時のフロン類の回収、回収されたフロン類の破壊等が進められてきました。
また、それまでのフロン類の回収・破壊に加え、フロン類の製造から廃棄までのライフサイクル全体にわたる包括的な対策が取られるよう、平成25 年6 月に法改正され、名称も「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)」と改められました(平成27 年4 月1 日施行)。
松本産業株式会社では、上記のフロン排出抑制法に則り、兵庫県からフロン回収事業者登録(第281010336号)を受けフロン類の適正な回収、破壊・再生業者への引き渡しを行っております。
松本産業株式会社では、業界に先駆けて2004年4月に本社・工場でISO14001を取得し、環境マネジメントシステムに基づいた資源リサイクルと環境に配慮した事業活動を実践しています。
地球環境保全への対応を経営上の重要課題と認識し、循環型経済社会の実現に向け環境保全活動を推進しています。
松本産業株式会社は、鉄スクラップの取り扱いによる鉄鋼原料のリサイクルの推進と環境経営への取り組みにより地球環境の保全及び地球温暖化防止に寄与することで社会への貢献を目指しています。
(1)自然環境への配慮
当社は、自然環境に配慮した事業活動を行うことで省エネ・省資源、地球環境の保全及び地球温暖化防止に寄与することに努めます。
(2)環境法令・規制の順守
企業活動にあたっては、環境に関する国際条約、国内の環境関連諸法令ならびに自主規制等を順守します。
(3)資源・エネルギーの効率的利用
事業活動の効率化およびリサイクル事業の推進等により、省エネ・省資源を目指します。
(4)環境マネジメントシステムの確立と継続的改善
この「環境方針」に基づき、環境目標を設定し、定期的にその見直しを行うことにより環境マネジメントシステムの確立と継続的改善を目指します。
(5)環境方針の周知と公表
この「環境方針」については、役員、社員、契約社員及び当社のために働くすべての人に周知徹底をはかり、社外に対しても公表します。
2016年9月1日
松本産業株式会社
代表取締役社長 松本勝憲